Win機を使っていると何も迷わずJISキーボードを選ぶのに、Macをカスタムで買うときはなぜかUSキーボードを買ってみたくなる問題。
かくいう私もMacBookProをオンラインのAppleStoreで買ってUSキーボードを使っています。
両方使ってみたからこそ出せる結論。
真に選ぶべきはどちらか、その答えを出します。
結論から言ってしまいます。
- USキーボードを選ぶべき人:今後一切JISキーボードに触れなくていい環境の人
- JISキーボードを選ぶべき人:会社等でJISキーボードから完全に逃れられない人
詳しく解説していきますね。
見た目の違い
他のブログや比較記事でも1万回くらい貼られているであろうこの写真。
私もまだJISを持っていましたのでUSとJISを比較した写真を載せておきます。

【上】Anker USキーボード、【下】Apple純正JISキーボード
見た目はUSキーボードが圧倒的にスッキリしています。見てて惚れぼれ。
一方JISキーボードはというとごちゃごちゃして見づらい。綺麗じゃない。例えるならワンピースの初期の絵と2019年現在の絵くらい違う。
キー配置の違い
比較写真のとおり、記号に関するキー配置が全く違います。
USキーボードのほうが、同一種類・類似記号のものは同一キーもしくは隣接キーに理路整然と配置されている印象。
例えば「:(コロン)」と「;(セミコロン)」。
USキーボードだと同一キー上に配置されていますが、JISキーボードだと隣に別々に配置されています。
使用頻度が比較的高い割に配置が違うのが「〜」「@」です。
アドレスを打つときや文章中に使うことが多い記号ですが、USキーボードでは左上に鎮座しています。Shiftキーを押さなきゃいけない。
「_(アンダーバー)」の出し方もUSキーボードだとわかりづらいです。アンダーバーはUSキーボードでは、右上の「ー」のキーをShift押しながら入力します。
USキーボードを日本語入力用として使うには
JISキーボードには「かな」「英数」切替用のキーがスペースキー両端に配置されていて非常に便利です。
一方、当然ながらUSキーボードにはそのようなものはありませんので、キーボードカスタマイズソフトでスペースキー両端のcommandボタンに「かな」「英数」切り替えできるようにしてあげないといけません。
有名なソフトにKarabiner Elementsというものがあります。これを使うといいでしょう。
このソフトがないとMacのUSキーボード使用者は全滅。
私は上記の設定の他に、「A」キー隣の「caps lock」キーを「control」キー認識させています。日本語入力時のひらがな(control+J)、カタカナ(control+K)、全角英字(control+l)、半角英字(control+;)の変換が圧倒的に便利になります。
結局どっちがいいの?
ぶっちゃけた話、日本語入力するのであればJISキーボードが圧倒的に使いやすい!
そりゃそうでしょう。日本語入力するために考え出されたキーボードなんですから。
これから独立してもう今後一切Macしか触らない、なおかつUSキーボードしか触らないという方以外はUSキーボードを使わないほうがいいんじゃないかと思います。
というのも、会社等でwindows機を使う場合は必ずと言っていいほどJISキーボードになるから。
このJISキーボードとUSキーボードを両方触らないといけない環境は、双方にとってとてつもない混乱を招きます。実際私がそうで、JISを触るときUSを触るとき、どっちがどっちの記号の位置か戸惑いながら打っています。
そのため、USキーボードにしてからタイプミスの確率が飛躍的に上がってしまいました。
あと、USはリターンキーが小さいため、間違ってShiftを押してしまうこともしばしば・・
正直USにして失敗したなあって感じ。
結論
冒頭に書いた結論を再掲。
- USキーボードを選ぶべき人:今後一切JISキーボードに触れなくていい環境の人
- JISキーボードを選ぶべき人:会社等でJISキーボードから完全に逃れられない人
USキーボードは見た目すっきりしていて、Macユーザーが好みそうなシンプルな見た目をしていますが、並行してJISを使う必要のある方はやめておいたほうが無難。
どうしてもUSキーボードを使いたいのであれば止めはしません。使えることは使えるから。
私は、次にMacBookを買い替える時があれば絶対にJISに戻します。
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