トゥーンは中世の雰囲気を色濃く残す美しい街並みが特徴。
街の中央を流れるアーレ川やトゥーン湖があったり、周辺にはたくさんの古城が点在していたりしますので「旅は散策!まったりゆったり派!」にオススメの街です!
私が巡ったトゥーン中心街とトゥーン湖遊覧船を中心に紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
トゥーン概要
まずはトゥーンの街とトゥーン湖の概要について。
トゥーンの街
トゥーンはインターラーケンの西、トゥーン湖の最西端に位置する湖畔の街です。ベルナーオーバーラント地方への観光拠点のひとつ。標高560m。
ベルンと同じく12世紀末につくられた美しい都市で、高台にあるトゥーン城を中心に周辺に残る旧市街の街並は中世の雰囲気を今に色濃く残します。
ブラームスなど有名人が愛した湖畔の避暑地としても知られ、トゥーン城やシャダウ城ほか、オーバーホーヘン城、ヒューネック城などトゥーン湖畔には数々の古城が点在しています。
トゥーン湖
トゥーンとインターラーケンに挟まれた湖。
インターラーケンの東にあるブリエンツ湖の方が湖面が6m高く、そこから水が流れ込んできている。
トゥーン〜インターラーケン間は遊覧船が運行されており、遊覧船からはアルプスの美しい山々と澄んだ湖を見渡すことができます。
めちゃくちゃ綺麗です!
トゥーンの街並み
ここからは、私が巡ったトゥーンの街並みについてご紹介。夕方に着いて、飯食って寝ただけなので散策らしい散策はしてないですが笑
雰囲気だけでもお届けできれば。

こちらがトゥーン駅の駅舎。ヨーロッパの駅ってほんと田舎の駅でも立派ですよね。

トゥーン湖を水源とするアーレ川。なんだか見ているだけで心が安らぎます。水がすごく綺麗で気持ち良さそうに泳いでいる人を結構見かけました。
このままずーっと下っていくとあの有名なライン川に合流します。

水門?のところでサーフィンしている人もいます。自由ー!!

街の商店街?です。この日は土曜だったためどの店も閉まってました。

アーレ河岸には飲食店が軒を連ねています。こちらは土日もしっかり営業中!食事はこの辺りで取ることをオススメ!
トゥーン湖遊覧船
さて、トゥーン湖と言えば遊覧船!
トゥーンからインターラーケン間を約2時間かけてゆったりと向かいます。
移動経路
移動経路は下記マップを参照してください。
上記マップに表示しているルートがレギュラーコース。途中停泊場は10箇所ありますが、観光客的には途中のシュピーツ(Spiez)に寄るかどうか、というところだと思います。(他の停泊場は地元の人用、もしくはスイス観光に慣れた人用って感じでした。)
ちなみにシュピーツは頻繁に列車が通ってますので、「途中で寄ったはいいものの、遊覧船がなくなってシュピーツに閉じ込められた!」ということにはなりませんのでご安心を。
時刻表
時刻表は公式サイトの時刻表を参照してください。
夏期の昼間には概ね1時間に1本運行されております。
料金
区間 | 片道料金(2等席) |
トゥーン〜インターラーケン | 45.CHF |
トゥーン〜シュピーツ | 22.CHF |
シュピーツ〜インターラーケン | 29.CHF |
料金はなかなか高額ですが、下記条件で無料もしくは半額になります。
<無料で乗れるパス>
– スイストラベルパス(Swiss Travel Pass), ユーレイルパス(Eurail Pass), ユーレイルユースパス(Eurail Youth Pass)
– SBB一日トラベルパス(1-day travelpass SBB)
– 6才未満の子供(Children aged 5.99 and under when accompanied)
– ベルナーオーバーラント地方パス(Bernese Oberland Regional Pass)
– ユングフラウ鉄道パス5-8日券(Jungfrau Railway Pass (5 to 8 days))
<半額で乗れるパス>
– スイスハーフフェアカード(Swiss Half Fare Card)
チケットの買い方
トゥーン、シュピーツ、インターラーケンには停泊場にチケット売り場が併設されていますので、そちらで購入可能です。(他はあるかどうか確認できませんでした)
座席指定等は特になく、早い者勝ちの自由席です。朝一の便ならそれほど混むことなく好きな席に座れました。
座席
屋外の景色をゆっくり見るなら船首もしくは船尾の座席を。船内はガラス張りになっておりますので、それほど見晴らしはよくありません。

一番のオススメは船首。前方にさえぎるものがなく、雄大な景色を楽しめます。

船尾はこんな感じ。広くて風を受けないのでゆったり見られるかも。

小腹が空いたりした場合は船内で食事を楽しめます。
進行方向の右側か左側かは好みで選んでいいです。
トゥーン湖とベルナーオーバーラントの山々の景色を堪能したいなら進行方向右側の座席を、スイスの街並みや眼前に迫る岩山を堪能したいなら左側の座席を選べばOKです。船首か船尾ならどちらに座っても左右見渡せますので大丈夫。
トゥーン湖遊覧船の景色
最後にトゥーン湖遊覧船からの風景写真を。

ヨットのお姉さん方が手を振ってくれました。かわいい。

シュピーツの停泊場です。

同じくシュピーツあたり。

トゥーン湖北側に見えた住宅街です。住宅が統一感取られているの好き。

こちらも北側に見えた山の谷間。ここからパラグライダーで降りてきている人を何人も見ました。

インターラーケンが近づくと水深が浅くなって色合いがエメラルドグリーンに変わります。
まとめ
トゥーンは中世の街並みを色濃く残す美しい街並みが特徴。
川や湖も綺麗で、晴れた日にはアルプスの山々も見渡すことができ、ゆったり派の旅行者にはオススメの街です。
お時間がある方は周辺の古城や、観光船で途中下船してシュピーツの街(シュピーツ城が有名!)を散策してみるとより楽しめると思います。
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