スイス旅行に行った時に「ヴァレーブラックノーズ(Valais Blacknose)」(別名;シュバルツナーゼ)というとてつもなくかわいい羊に遭遇しました。
旅行前にこういう羊がいることは知っていました。
しかし、Zermatt(ツェルマット)付近にいるという情報はあったものの、ピンポイントで「ここにいる!」という情報が得られなかったため「見られたらいいなー」程度に思っていたのですが、なんと放牧中の羊の群れに遭遇!
見かけた時は興奮しましたね。
そんなわけで、ヴァレーブラックノーズという羊の品種、見られる場所についてご紹介いたします。スイスに出かけた際は是非見に行ってみてください。
なお、筆者が旅行に行ったのは8月下旬です。時期や時間帯、タイミングにより必ずご紹介する場所で見られるとは限らないと思いますのでご了承くださいませ。
ヴァレーブラックノーズとは
ヴァレーブラックノーズについての情報はネット上でもそれほど多くないです。
とりあえず情報をかき集めてみました。
- スイス南部にあるヴァレー州原産の羊の品種
- 起源は13世紀頃だが、独立品種として認められたのは1962年
- 顔と脚の付け根が真っ黒、そのほかの身体が白という愛らしい色合い
- スイスのヴァレー州(Zermatt付近)でしか見られない
- 羊毛と羊肉を同時に得るために作り出された品種
- ぬいぐるみみたいにモフモフ、とにかくかわいい、可愛すぎる
- もふりたい、抱きつきたい
こんな羊だそう。
なお、別名「シュバルツナーゼ」(シュバルツ=黒、ナーゼ=鼻)とも呼ばれるようです。
どちらが正式名称なのかはわかりませんが、シュバルツナーゼというのはドイツ語圏の呼び方、ヴァレーブラックノーズが英語圏の呼び方なのかな、と推測。
ヴァレーブラックノーズを見られる場所
ヴァレーブラックノーズは羊毛と羊肉のために飼われている家畜品種ですので、動物園等で簡単に見ることはできず、放牧中の羊に遭遇するほかありません。
ずばり見られる場所はこのあたり!
「ゴルナーグラート(Gornergrat)」から「リッフェルゼー(Riffelsee)」に向かってハイキング道に沿って歩いていく途中で見かけることができます。
私はちょうどゴルナーグラートから下っていき、リッフェル湖の手前のところで遭遇しました。
ハイキングしていると、羊が首輪に付けている鈴が「カラン、コロン、カラン、コロン」と聞こえてきますのでこの音を聞き逃さないようにしてください。
見かけた時間帯は、ちょうど朝8時半くらいでしょうか。ゴルナーグラート鉄道のツェルマット(zermatt)発の始発に乗って向かいました。
参考にしてみてください。
ヴァレーブラックノーズの写真
さいごに撮影したヴァレーブラックノーズの写真を載せておきます。

仲良く並んで草をムシャムシャ

近づいて見ても顔が全く見えない

ああ・・・かわいい・・可愛すぎる・・

モフモフしたい〜・・・(触ってないけど)

全身黒い子もいました。アルビノみたいに突然変異かな?

最後はヴァレーブラックノーズとリッフェル湖とマッターホルン。雄大な絶景。
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